荘想

大いなる世界を想像して

2019年11月に投稿した記事

プライドといい仕事

「プライド」

この言葉にどのような印象を受けますか?

プライドとは英語でprideですね。
辞書によると下のような意味だそうです。

自慢、得意、満足、自尊心、誇り、プライド、うぬぼれ、高慢、思い上がり、自慢のたね

weblio英和辞典

私は個人的に「プライド」と聞くと、
ああ、ちょっと関わるのに緊張する人なのかな
とか思っちゃったりします。

皆さんはいかがでしょうか。

上記の辞書だと、高慢な意味合いが強いんでしょうかね。
あまりいい印象は受けませんね笑

でも今回はプライドはあったほうがいい、というお話です。

完全に個人の所感でして、科学的な根拠は一切ないお話です。
お付き合いいただける場合は予めご了承いただけますようお願い致しますね。

さて、タイトルの通り、プライドと仕事の話です。

プライベートでは、プライドはできるだけないほうが日本社会では円滑な気がしますね笑

ですが、仕事をする上ではプライドはあったほうがいい、
むしろある程度高いほうがいいのではないのか、と私は思います。

この場合のプライドは「高慢」とか意味ではなく、
自分の仕事に対する「誇り」ですね。

おそらく、世界中のいい仕事をする人たち、
特に世の中に名前を轟かせる人たちは、
必ず自分の仕事に自信を持ってるはずです。

もちろん
「この製品は受け入れられるだろうか」
とか
「このサービスで満足させられるだろうか」
といった不安のようなものはあるかもしれません。

ですが、その人たちは自信を持ってこう言えるはずです。

「やるべきことはやった」

いい仕事をする人と、そうではない人との違いはここにあると思っています。

もちろん、著名な人になれるかどうかは、
その人がそこに注いできた努力と時間、
才能や運、環境などもあるでしょう。

ただ、周囲の人よりもいい仕事をする人というのは、
間違いなくやるべきことをしっかりやっています。

トップアスリートも基礎的な練習やトレーニングを誰よりもきっちりやっているという話はよく聞きます。

引退したイチロー選手も、ルーティンとなっている練習を欠かさなかったことは有名ですね。

それはおそらく仕事でも同じことで、
基本的なことを確実に遂行してくれる人が信頼され、結果を残すのです。

では、それがプライドとどのように関係するのでしょうか。

基本的なことを確実に積み上げればいい仕事ができるなら、
そこにプライドは関係ないのでは?というところです。

私は、プライドがある人のほうが、そういった当たり前のことをおろそかにはしないと思っています。

プライドがあるということは、比較的自分を高く見積もっています。

ということは、
この程度のことをしっかりできないわけはない
という自意識が自分にあります。

だからこそ基本的なことを、
誰に言われるわけでもなく、
こなせる自分でありたい
と思っているわけです。

ですが、プライドが低くなると、この辺の意識が途端に落ちます。

「別に自分がやらなくても誰かやる」

「ダメでも黙って怒られておけば終わるし」

「何か起きたらその時考えよう」

「まぁ自分は責任者じゃないし」

こういうセリフを聞いたことがありませんか?

ない方は幸せな環境におられると思います笑

プライドは、ある種の防波堤です。

人間は楽なことが好きなのです。

楽なほうに流れるのは人間の本能です。

仕事の場合、それを外的な重圧(上司に怒られるとか給料が減るとか)で抑えながら、皆さん一生懸命働いているのかと思います。

でもそれも所詮は外圧なのです。

外圧は開き直ってしまえばそれほど怖くありません。

「怒られても死ぬわけじゃないし」

「給料減ってもクビになるわけじゃないし」

みたいなことですね笑

でもプライドは違います。

自分で自分を裏切りたくないのです。

自分に軽蔑される自分にはなりたくない
そう考えるのがプライドです。

ですので、プライドがある人は、
自分のプライドが許さないような仕事はしません。

基本はきっちり押さえようとします。

プライドの低い人は、
決壊した堤防のように、
ずるずる~っと崩れます。

そのまま年を取ると、

「いまさらやり方を変えて頑張るのツラいもん」

「いいよ退職まであと少しだし」

と、こんな感じになります。

こうなると周囲はお手上げです。

仕事は結局強制することはできませんから。

崩れてくると倫理観も崩れてきます。

ちょっとした不正も平気になります。
何せ楽なほうに流れますから。

「ちょっとサボってもいいか」

から始まって、ひどい場合には

「会社のお金使ってもバレないでしょ、そのうち返せば」

みたいなことにもつながります。

プライドを持つ人は、
自分の仕事のクオリティを守ることで、
自分のプライドを守ります。

内発的な力で支えられているので、持続していくのです。

仕事をする上では、プライドを持っていたいと思います。
(自信過剰になるのはどうかと思いますが)

誇りを持って生きていきたいものですね。

【余談】
最近、仕事でMacを使うことになりました。
ずっとWindowsばかり使っていた私は戸惑いしかありません。
周りに聞くと「慣れると使いやすい」とのことです。
いつかMacユーザーになるのどうか、自分でも多少楽しみな今日この頃です。

引っ越し料金の高い時期安い時期

引っ越したいけどいつがお得??

引っ越し。

一生のうちに引っ越しを経験しないで終わる人は、日本ではほとんどいないのではないでしょうか。

私は6回引っ越しを経験しております。

いろんな事情で引っ越す場合があるかと思います。

進学、就職、転職、結婚・・・etc.

進学や就職に伴う引っ越しは時期が限定されるので、
なかなか「安い時期に!」というのは難しいかと思います。

ただ、時期を自分で選べるなら、費用は抑えられるに越したことはないかと思います。

引っ越しの時期には、純粋な引っ越し費用以外にもお金がかかりますね。

賃貸に引っ越すとしたら、初期の家賃、敷金、礼金、仲介手数料などなど。。。

引っ越し費用くらいは抑えたい!

そう思うのが私のような一般人の思いです。

さて、引っ越し料金についてですが、どのように決まっているのでしょうか。

先日、私は事情により引っ越したのですが、
いつもの(過去5回の)ように見積もりを取りました。

家に引っ越し業者の営業マンが来て家財を見るあれです。
(毎度のことながらそれほどきれいにしてないので申し訳ない限りです)

その時に、いろいろ勉強のために料金の仕組みについて聞きました。

私の経験上「それって業者の言い値なんでしょ?」という前提で質問しました。

すると、意外なことに、料金の大枠についてはすでに決まっている、とのこと。

大前提として、引っ越し料金のかなり大きな割合を占めるものは何か。

そのほとんどは「運賃」です。
(同一市内のような近距離引っ越しの場合は別かもしれませんが)

この運賃については運輸局の定めによるようです。
公共交通機関と同じなんですね。

運賃以外は荷役作業員料金や車両代、そして付帯するサービス料などが内訳となります。

そのほかにもいろいろある場合があるかもしれませんが、
土台となる料金は以上の項目になるようです。

余談ですが、運賃に関わるところは高速バスの事故などで近年はかなり規制が厳しいようで、知り合いのタクシー会社の方もこうおっしゃってました。

「理由が判然としない極端な割引はできないんですよぉ!」

付き合いがある会社相手でも割引をすることで経営に影響し、そのしわ寄せが過酷な勤務体制となって事故になるのは防がなければならない、ということのようです。

サービスを適正価格で提供するということはいいことですよね。
私はそういうの賛成です。

さて、ここまで引っ越し料金の内訳について説明してましたが、

「全然お得に引っ越しできないじゃないか!」

という声が聞こえてきそうです。

基本的には引っ越し料金は引っ越し業者ごとに決まっているのです。
業者間の違いもさほどはないとのことです。

では、何で料金差がつくのか。

ズバリ、値引き額です。

「なんだよ。じゃあ結局業者ごとに違うのと一緒じゃねえか」

まぁ結論とすればそうなのです。

どれだけ値引きできるかが料金差となります。

ただ、先ほどの余談でもあった通り

「道理が通らないほどの極端な、根拠のない値引きはできない」

というのが現在の状況らしいです。

なので、どれだけ価格交渉しても限界があるのですが、なるべく粘れば費用は抑えられます。

ここで肝心なのが、引っ越しの時期なのです。

日本社会は全体として活動時期(?)が同じなので、
引っ越し業者の繁忙期も同じ時期なのです。

やはり圧倒的に多いのは年度末(2月末~4月前半)のようです。

それに次ぐ忙しさなのが9月半ば~10月前半、そして年末なんだそうです。

なぜなのか。
理由は以下の通りです。

というわけで、上記の時期は引っ越し業者さんは忙しいため、値引きもできないんだそうです。

ちなみに、引っ越しの際、引っ越し業者さんの所有しているトラックでは足りない場合、遠方に運ぶのはほかの運送業者に荷物をお願いするそうです。
(傭車、というそうです)

繁忙期は、日本全体の運送業が忙しい時期で、
傭車の料金も上がるそうです。

その料金は私たちが負担することになるので、値引きもされなければ傭車の料金も上がるということでどんどん高くなるんだそうです。

最後に、引っ越しのトラックは大きく会社名が書いてありますね。

あれはもちろん宣伝のためです。

「なにかあればご用命ください」
「たくさんトラック走ってるでしょう?」
「これだけ扱っておりますのでご安心を!」

という意味です。

つまり、引っ越しを受注するだけで宣伝効果がいくらかはあるわけです。

特に繁忙期前は宣伝をして、繁忙期の売り上げを最大化したい。

つまり繁忙期前の閑散期は無理にでも値引きして自社に決めてもらいたいのです。

トラックも余っているくらいなら安くても受注したいのです。

繁忙期前の閑散期は狙い目です。

引っ越し時期をコントロールできるなら試しに

「もう少し費用はどうにかなりませんか・・・?」

と聞いてみましょう!(勇気を出して)

まとめ

私は今回は繁忙期の終わりにあたってしまいましたのでほとんど値引いてもらえませんでした。

次回引っ越すことがあれば時期を考えたいと思います。